北陸電力志賀原発から北に約10キロの国道249号は、片側が大きく陥没し、通行できなくなっていた=2024年1月5日午後、石川県志賀町、佐々木凌撮影
能登半島地震のあと、北陸電力志賀原発(石川県志賀町)の半径30キロ圏内で、最大8地区約400人が8日間孤立状態になっていたことがわかった。原発事故時には5キロ圏の住民は30キロ圏外に避難、5~30キロ圏はまず屋内退避し、放射線量が上がった場合に圏外に避難するが、この避難計画が機能しないおそれがある。 【画像】「避難計画は絵に描いた餅」 志賀原発差し止め判決の元裁判長の警句 内閣府などによると、地震を受け、志賀原発の5~30キロ圏の輪島市の7地区と穴水町の1地区が8日時点で、道路の寸断などで車での人や物資の移動ができない孤立状態だったという。9日以降順次解消されたが、最長で2週間程度かかった地区もあったとみられる。5キロ圏での孤立はなかった。 原子力規制委員会が定める「原子力災害対策指針」では、5キロ圏は放射性物質の拡散前に避難する「予防的防護措置準備区域(PAZ)」、5~30キロ圏は屋内退避し、状況に応じて避難する「緊急時防護措置準備区域(UPZ)」としている。
「ALPS処理汚染水差止訴訟」提訴予告記者会見(2023.8.23) 福島・発
https://www.youtube.com/watch?v=4SSRoklx1C4
(1)IAEA報告書の矛盾、そして見過ごされていること(細川弘明・京都精華大学名誉教授)/「いま改めて、処理汚染水の海洋放出の問題を考える」公開フォーラム 原子力市民委員会- CCNE
https://bisha-monten.jimdofree.com